第5章
口の痛み
原典:Mouth Problems
URL:http://www.collmed.psu.edu/pedsonco/Chapter05.OL.html
訳者 : 撫子なんちゃん
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この家庭でのケアに関する情報はほとんどの状況に当てはまると思いますが、あなたの場合は違うかもしれません。医師や看護婦がここに書かれていないことを勧めるときは、その指示に従ってください。緊急事態がおきそうなときは、専門家の助力を求めるのはいつかを参照してください。
問題を理解する
化学療法により口腔内の健康な細胞もその成長を阻止されます。口に起きてくるトラブルは、口の中の組織が成長速度の速い細胞から成り立っているために薬の攻撃を受けるからで、副作用が良く出ます。ある種の化学療法剤はこの細胞の成熟を阻みます。口内の組織が弱められて、口の中に痛みが高頻度に起こり、その回復にも時間がかかるようになります。
さらに、ガンそのものとガン治療が、感染と闘うためのヒトの免疫力を弱めてしまうのです。免疫系が、常在している(在るのが普通で、あっても何の悪影響もない)細菌や外から入ってくるばい菌から身体を守ることができなくなると、口中の弱められて炎症を起こしている組織は感染してしまいます。身体の基本的な防御壁が一時的に低くなった状態なのです。そうして、ガン治療で時々見られる副作用が口の中の痛み、のど、食道の痛みとなって現れます。
口やのどに痛みが出てくると子どもは飲食をしなくなります。お子さんは24時間以上ほとんど水分を摂らないでいると、脱水症状に陥ります。こうなると問題は深刻になり、幼いお子さんほど重症になります。お子さんに、口の痛みが繰り返し起きると、感染と闘い正常な発育成長をするために十分な栄養が摂れなくなってきます。
あなたの到達目標
- 口の中のトラブルを防ぐ
- 必要なときには助けを求める
- 口の中の痛み、水疱、感染に対処し、
- 水分補給栄養補給を維持する。
専門家の助力を求めるのはいつか
まず、最初の問題は、お子さんに医療従事者による手当てが必要かどうか、また、それはどのくらい迅速にしないといけないのかということです。
下に並べたような症状、徴候があれば連絡し、医療スタッフが「感染が起きているのは口の中か、舌か、のどか食道(胃につながる管)か」がわかりやすくなるようにしましょう。時々、この様な問題はとても重症化し、お子さんを入院させて抗生物質や鎮痛剤を投薬する必要がでることもあります。
以下のような症状がどれか当てはまれば、速やかにクリニック、医師、ナースに連絡してください。
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- ⇒飲み込むことができず、処方されただけ薬がのめない。
- のどが痛く、腫れていたりすると、ものを飲み込むのがとても苦痛です。お子さんが、この痛みが原因で薬を飲めなかったりするときは連絡してください。
- ⇒体温が38.3℃以上ある。(「熱の計りかた」を参照)
- 熱があるのは口に感染がおきていることを示していることもあります。熱が急に出たら、そのことを報告してください。しかし、口の感染は熱が上がる前に既に起きていることもあるので、熱だけに気をつけていればいいのではありません。
- ⇒飲み込めないので子どもが飲食がほとんどできない。
- (20章の体液の出入り図を参照, 医師やナースが、お子さんはどういう状態にあるか書き込みます。)口の痛みやのどの痛みでお子さんは余り飲食ができていないかもしれません。栄養や水分が摂れないと虚弱になり、脱水状態になることもあります。このような状態にどれくらい迅速に対応しないといけないかは、乳幼児から青年まで年齢により様々ですから、医師かナースに訪ねてください。
以下のことがどれか当てはまるようなら、クリニック、医師、ナースに連絡してください。
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- ⇒舌にちょっと赤らみがあったのだが、どんどん赤くなっている
- 口が痛くなる前にまず赤っぽくなります。口の中・歯茎・舌に、普段より赤いところがあるかどうかを見るにはライトで照らす必要があるでしょう。お子さんが少ししか食べなかったり、痛みを訴えるなら、小型の懐中電灯を使って口の中を調べ、炎症がないか探しましょう。炎症が消えるまで、朝と夜と一日に2度は口の中を確認します。上顎の粘膜も、その他全部の粘膜を見ます。舌の下や歯茎も見ます。
- ⇒舌の赤らみが白い斑点に変わってきた。または、白い斑点が口の中や歯茎にできている。
- 白い斑点は感染を意味しています。通常は鵞口瘡「がこうそう」(口腔カンジダ症)であることが多く、これは口内の粘膜が通常から在る有機体と闘うことができなくなって起こります。カンジダはどんどん数が増えていき、問題になっていきます。
- ⇒口の中や唇に傷や水疱がある。
- 正常な口内の粘膜が化学療法によりダメージを受けると、口の中が痛み、時には、続いて傷ができたり水疱ができたりします。風邪熱の痛みやヘルペスの水疱が出た場合は、回復を早めるために、抗ウイルス剤が出されることもあります。
- ⇒咽頭炎や、のどの痛みがある
- のどの粘膜も口の粘膜と同様なことが起きてきます。赤くなったり、痛みが出たりします。炎症は胃にも及び、胸焼けがするようになります。
- ⇒もっと強い痛み止めがいるなら。
- 作用や効果の強さが様々な、痛みを抑える薬があります。楽に過ごせるようにすることが第一ですから、お子さんの痛みが十分抑えられていなければ、他の選択ができないか遠慮せず尋ねましょう。
医師やナースに連絡を取ると、次のような質問をされます。(答えを用意しておきましょう)
- 口のトラブルはいつごろから始まりましたか?
- 口、舌、のどなどがいつもよりも赤いですか?白い斑点や水疱が口の周りや口の中にあ
りますか?
- さかのぼる24時間内にお子さんは何を飲食していますか?幼児なら毎日のおむつの濡れ方に変わりはありませんか?少し大きいお子さんなら、尿の全量に変わりはありませんか?
- 口や歯の手入れ状態はどうですか? 口腔洗浄液は何か使っていますか?
- お子さんの活発度はどうですか?
- ものを噛んだり飲み込んだりするのに変化がありますか?
- 口やのどのために、何かお薬が出されていますか?それはどれくらい飲んでいますか?
- お子さんは戻したり、吐気がしたり、薬を飲むのに何か問題がありますか?それで処方されたとおり薬が飲めていないことはありませんか?
- 前回最後に化学療法や放射線照射を受けたのはいつですか?
- 今お子さんは熱が出ていますか?
親御さんが電話をかけるときは、次の例のように伝えられると良いでしょう。
「私はビリー・スミスの母でジョアン・スミスと申します。息子はリンパ腫で、ニーリー先生に診てもらっています。家庭看護計画には24時間以上水分が摂れていなければ連絡をするように書かれていたので心配です。」
あなたにできることは何か
口のトラブルが緊急を要するものでないとわかったら、口内炎や口の痛みによるトラブルを解決するためにできる4つ(+アルファ)のことをあげておきます。
- 口の痛みを和らげ、飲みこめるようにする。
- 脱水症状に陥らないようにする
- 口の痛み、水疱、感染などの手当てをする。
- 乾燥した口を潤わせる。
- 口のトラブルを防ぐ (まだトラブルがない場合)
口の痛みを和らげ、飲みこめるようにする。
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- ⇒お子さんに食事の後は塩水(重曹水)か半分に希釈したペリデックス(口腔洗浄液)で口をすすぐように促す。
- 重曹は痛みを和らげ治癒を助けます。食後にすすぐことで歯肉を刺激する食べ物のかすを取り除けますが、コマーシャルで見る口腔洗浄液(アルコールを含んでいる)よりもずっと穏やかです。こうした市販商品は口の乾燥を悪化させますので使わないようにしてください。
- ⇒水分を十分与え、氷片やアイスキャンデーをなめさせる。
- ⇒食べ物をクリーム、ミルク、グレービー、ソースなどで湿らせて食べる。
- 口やのどが敏感になっているときは特に、しっとりさせると飲み込みやすくなります。
- ⇒スープ、卵、パスタ料理、キッシュ料理、ベビーフード、チーズ料理、ツナ、アップルソース、カスタード、プリン、缶詰のくだもの、煮込んだシリアル、バナナ、ゼラチンを使った料理、ヨーグルト、アイスクリーム、シャーベット、果汁アイスキャンデー、アイスキャンデー、シェイクなどのやわらかくしっとりした刺激のない食品を与える。
- 刺激のない食品とはスパイスや塩分が余り効いてないもののことです。例えば、パン、プリン、ゼリー、カスタード、ごはん、タピオカなど。これらはやわらかく、しっとりとしていて、他の食品よりも飲み込みやすいです。
脱水症状に陥らないようにする
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- ⇒子どもの口は極度に熱いもの、冷たいものに敏感なことを忘れない。
- こういうときには、適度に冷えた(冷たくない)水分やぬるい(熱くない)水分がまだ耐えられます。これをストローや注射器の筒で慎重に飲ませてあげましょう。
口の痛み、水疱、感染などの手当てをする。
口やのどのトラブルが重症にならないよう、痛みや感染がまだ軽い内に、次のようなことを試してください。
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- ⇒飲食の後、ぬるいお湯か、2カップの水に茶さじ1/2の塩を溶かしたもので口をすすぐ。
- 口を漱ぐと細菌の温床となる食べかすが除かれます。漱ぐことで炎症のある組織も癒され、治りを早めます。お子さんの口を最低でも一日4回、できれば起きている間は2時間おきに漱がせるようにしましょう。塩水では、ひりひりするようなら、塩の量を控えます。
- ⇒飲食の前に、のどを保護するため、局所麻酔の液でしびれさせたり、咳止め・のどの痛み用のドロップを与えるなどはどうか、医師にたずねる。
- 化学療法が原因で口がとても痛む時には、口腔ジェリーすなわち「のど粘膜保護剤」(どろっとしたジェリーのような液体=キシロカインゼリー?)を飲食の前と寝る前に飲み込む人が多くおられます。他には、OTC薬の局所麻酔薬で、子どもも簡単に飲める最強力サクレットSucretsを使うのも一つの手です。こうした製品は舌やのどをしびれさせ、飲み物ややわらかい食べ物を飲み込み易くするのです。病院薬局ではマーロックス(液状の制酸剤)と★ベナドリル液を調合するところも多くあります。この調合液は、特にのどや食道の痛みを和らげ、腫れ・炎症を抑えます。化学療法の一部として処方されなければ、こうした「口腔用ゲル」か口腔用薬剤を出してもらうよう頼んでみましょう。
- ⇒ラベルの「使用上の注意」に従いアセトアミノフェンを使う。
- (アルコール成分を含んでいないため、飲むとき一番我慢しやすいアセトアミノフェン錠かテンプラ液がよいでしょう。更に詳しいことは医師かナースに尋ねてください。)
- ⇒他の処方せん薬を出してくれないか頼む。
- 化学療法の期間中や治療の数週間後までは、処方せん薬の口腔洗浄剤(ペリデックス)を使って一日最低2回はすすぎ、吐き出す人が多くおられます。これは感染と痛みを抑えます。
- ⇒抗生物質を感染の治療に出されたときは最後まで服用する。
- 医師が経口の抗生物質を出すこともあります。もし出されたら、容器が空になるか、医師・ナースが服用を中止するように言うまで、お子さんに飲み終わらせてください。抗生物質は口の中の感染源を殺すために出されています。効果が出れば、お子さんの口のトラブルも普通はよくなるはずです。そして飲食も楽になるでしょう。
- ⇒痛み止めとして他の錠剤や液剤を出してくれるよう頼む。
- 痛み止めの錠剤や液剤は飲食の一時間前に飲みます。こうすると、痛みや水疱ができているときでも、噛んだり飲み込んだりするときの鋭い痛みが除かれます。
- ⇒過酸化水素水を含んだ洗浄剤は使わない。
- 過酸化水素は細菌を殺しますが、とても乾燥させます。それを使うと鵞口瘡「がこうそう」として知られる感染症を招くことにもなります。また、治りかけている組織まで壊されてしまいます。
栄養補給を維持し、脱水症状の予防するために
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- ⇒飲み込み易いやわらかい食品をあげる。
- <肉類、タンパク質>−牛肉、豚肉、チキン、魚、ピーナツバター、たまご、カッテージチーズ、クリームチーズ、、味のソフトなチーズ、マカロニとチーズのあえもの、ヨーグルト、お豆のキャセロールなど。お肉は必ず十分に火を通し、やわらかく、噛みやすくすることを忘れないでください。刺激のある味のチーズや、粒の入ったピーナツバター、ぴりっと辛い食品などは避けましょう。
- <野菜類>−良く煮込み噛みやすくした野菜、焼いたりつぶしたジャガイモなど。酸味の強いトマト、ジャガイモの皮、噛み応えのある生の野菜、フライしたポテト・野菜類、トマトスープやトマトソースは避けましょう。
<果物>−アップルソース、りんごジュース、ぶどうジュース、ネクター、プルーンジュース、やわらかく煮た果物や生の酸味のない果物、バナナなど。柑橘類の果物やジュース、フルーツの皮は避ける。
<ミルク>−ミルク、ミルクセーキ、クリームスープ、エッグノッグ、バターミルク、カスタード、プリンなど。
<パン・穀類>−調理したシリアル、あるいはそのままのシリアル、やわらかいパン、ロールパン、滑らかなソースのかかったパスタ料理など。全粒の胚芽、ごまなどぶつぶつのあるパンや、皮の硬いパン、グラノラは避ける。
- ⇒パンやシリアルはミルクに浸してやわらかくする。
- ⇒ミキサーを使って、食品をトロトロにする。
- ⇒グレービー、バター、クリームソースなどで食べ物に湿り気を与え、飲み込み易くする。
- ⇒食べ物は室温にまで冷まして食べる。
- ⇒特に熱いものや冷たい食べ物を避ける。⇒ソーダドリンクからは炭酸、気泡を飛ばしてから飲む。
- ⇒ゼリー、プリン、やわらかくしたアイスクリームなどをあげる。
- こうした食べ物も水分としてみなします。口の痛みのある子どもは口やのどの乾燥・痛みと闘い、脱水症状を防ぎ、身体の電解質のバランスを保つためにたくさん水分が必要ですから、とても大切です。
⇒エンシュアリキッド、エレンタールなど高カロリー成分栄養の液や粉末を出してもらう。
口の痛みを防ぐ
まだお子さんが口内炎や水疱ができてないのなら、毎日この通りに実施して、トラブルが出ないようにしてください。
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- ⇒食事の後と就寝前に歯を磨く。
- 歯磨きをして細菌や食べかすを取り除き、歯肉や口の粘膜を鍛える。
- ⇒毛のやわらかい歯ブラシを使う。
- しかし、お子さんの歯茎が過敏になっていたり出血したりするときは、トラブルが解決するまでは、やわらかいスポンジのついた塗布用具か綿棒を使ってください。あるいはやわらかい毛の歯ブラシは使用前に温かいお湯につけると更にやわらかくなります。口の中は刺激をうけやすいですから、お子さんには毛のやわらかい歯ブラシを与えてください。そうすれば、切り傷、擦り傷を防ぎ、感染の可能性も減ります。
- ⇒もしお子さんに抗菌性の口腔洗浄剤ペリデックスが処方されているなら、口を一日に2回は消毒するか、すすぐ。
- ペリデックスは特殊な抗菌性の口腔洗浄剤で感染性の口内炎を防ぐものです。お子さんがこの薬の味を嫌がるなら、水で少々希釈して構いません。ペリデックスを使ったすぐ後に食べ物をあげるのは、薬の後味が食べ物の味を変えてしまいますから、避けた方がいいでしょう。
- ⇒お子さんの唇をワセリンゼリー?や、穏やかなリップクリーム、ココアバターなどで湿らせるようにする。
- 飲み込むのが困難なのは、口や唇がとても乾いているからかもしれません。リップクリームはひび割れや感染を防ぎます。
- ⇒医師かナースにお子さんが風邪熱が口に出る傾向があると伝えておく。
- 口の風邪熱はヘルペスウイルスで起こり、化学治療のたびに再発してきます。場合によっては化学療法のサイクルにあわせて、抗ウイルス剤が予防的に処方される必要があります。
- ⇒その他の口腔治療用の薬がでているなら、医師・ナースが中止するように指示があるまで使う。
- それまでは無くなれば補充してもらってください。
- ⇒タバコ、噛み煙草、アルコール飲料は避ける。
- 小さなお子さんはこうしたものを欲しがりそうにありませんが、ティーンズでは良くあります。こうしたものは口を刺激しますから使わないよう思いとどまらせましょう。
- ⇒水分を十分与える。(医師・ナースがお子さんの状態にあわせて書き込んでくれる体液
の出入り図を参照してください。)
- 頻繁に少しずつでも水分を摂ることで脱水を防ぎます。大きなプラスチックのカップにストローがついているものを持ち、口を潤わすよう頻繁に飲むようにしている人が多いようです。
- ⇒寝る前にはデンタルフロスを使うように促し、デンタルフロスで出血や痛みを起こすようなら使わないでおく。
- フロスを使うと食べかすが除かれます。フロスでは歯茎にとても細かな傷ができることがあるのですが、こうした傷は、夜間には食事を摂りませんから一晩で治ります。
- ⇒市販の口腔洗浄剤を使わない。
- 多くの市販の口腔洗浄剤にはアルコールが含まれており、乾燥させます。何を使うのが一番いいか、病院では何を勧めるのかを、ナースに尋ねましょう。
- ⇒歯列矯正(歯並びをきれいにする)のブレースは外す。
- ブレースは金属でできているので、歯茎や口の粘膜をこすりますから、炎症がおさまるまで外した方がいいでしょう。
考えられる問題点
お子さんの口のトラブルを解決しようとするとき、あなたの計画を実行するのに障害になりうる、子どもの意見や態度について考えてみましょう。
以下はこれまでに他の家族が直面した問題の例です。
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- 「娘は病気になる前から歯を磨いたりデンタルフロスを使うのが嫌だったのです。病気になってから、どうやってこれをさせることができますか?」
- 回答:それを押し通し、日課にさせることです。食べかすは細菌繁殖のもとです。口が痛いトラブルが出るまで待たずに、今、子どもに口の手入れを始めさせましょう。
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- 「ティーンの息子がタバコやお酒をやめたがらないのです。」
- 回答:どちらも、口内を刺激します。化学療法を受けている青年がこうした習慣を止めないでいると、よけいに口の手当てのために別の手段をとらなければならなくなります。
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- 「口に痛みがあるときは決まって、たった一つの食品しか食べないのです。」
- 回答:口のトラブルがおさまるまで、数日のことなら大丈夫です。脱水を防ぐため、一日に必要とされるだけの水分を確保できることが大切です。
あなたの計画を実行し調整する
結果を確認する
口に痛みがあれば、お子さんはあなたにそう言うでしょう。どのくらい頻繁に痛みが起きるか記録を残しておくと、医師・ナースが必要だと判断すれば、その治療を勧めるでしょう。
さらに、口のトラブルがお子さんの通常の水分摂取や排尿のパターンに影響していないかを注意してください。というのは、脱水と体重減少により別な問題に発展しうるからです。以上のような炎症を治したり、抑えるためにあなたにできることを全部やっていますか?
思い通りにうまくことが運ばなかったら
もし、口の痛みや飲み込めないなどの問題が悪化するようなら、「専門家の助力を求めるのはいつか」を見直してください。口腔の衛生状態を良いものに保つように促し、痛みや感染からお子さんの口やのどを守るために、あなたにできることは全部やっているか自問してみてください。医師やナースと、口のトラブル対処のために何をしたか、他にどんなことをするべきかを話してみましょう。
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