骨髄バンク三者事務連絡会
日 時 平成10年3月23日(月) 15:15〜17:30
場 所 日本赤十字社301会議室
 
出席者 厚生省:成瀬室長補佐、甲田係長
財 団:野田事務局長、山崎事務局部長、町田業務部長代理
中央C:赤座研究部長、村情報係長
日 赤:野口事業課長、服部事業係長、串田主事
 


報告事項

 ・6月に北海道において、北海道・東北地区推進連絡会議の開催を予定している。なお、平成10
  年度は推進連絡会議を3回予定している。(財団)

検討事項

1. 年齢超過(満51歳)による登録取消者に対する礼状の発送について
 ・礼状の文案について言葉の表現等を再確認し、言葉の訂正等を含めて見直しを行ない、事務的
  な手続きに入ることとされた。(日赤)
 ・礼状発送の対象者を何時の取消者からとするのか、また、発送開始時期を何時からとするのか
  決める必要がある。(厚生省)
 ・礼状発送の対象者(満51歳による取消者)について何時頃まで逆上って処理できるか、次回の
  三者事務連絡会までに担当者に確認する。(中央)
 ・財団では、礼状に同封する返信ハガキの内容について検討していく。(財団)

2. 正式登録前のHLA適合ドナー数の照会検索の方法について
 ・現在、国外からの照会依頼に対して非公式に行なっている予備検索と同様に、今後国内の患者
  に対しても照会検索を行っていく。照会検索に使用するデータについては、BMDWへの提供デー
  タと同じものを使用する。データの提供は、BMDWへは2カ月に1回更新されたデータであるが、
  照会検索には月2回更新されたデータを使用する。(日赤)

 ・国内外への照会検索の実施主体は財団で行なうことが企画管理委員会で決定している。当面は
  照会先は中央DCへお願いし、財団において対応できる
  準備が整い次第10年度の早い時期に移行していく。照会検索は4月1日から実施していく。
  (財団)

 ・厚生省から日赤に対するBMDWへHLA統計データの提供について、日赤本社へ依頼文書を出す準
  備をしており、照会検索の協力依頼の文面を通知に加えたい。(厚生省)

3. ドナー登録の土日の受付について
 ・厚生省(案)を基に検討を行った。
 ・土日に限定せず集団説明会の実施は日赤から提案しており、説明会終了後に証明書の発行が
  あれば日赤のどこの施設でも曜日に関係なく採血ができる。
  また、説明会場で採血を併せて行なう場合に、どこから医師等を派遣するのか、それには保
  健所の協力も必要である。(日赤)

 ・説明会の場所に医師等を派遣し採血を行なうのか、証明書を発行して日赤の施設等で採血す
  るのか、決める必要がある。(厚生省)

 ・集団説明会の実施について、それぞれの役割を明確にし、日赤としては受入に対する検査につ
  いては対応できるよう体制を整えていく。(日赤)

 ・厚生省(案)では、1都道府県あたり年2回程度の実施となっているが、説明するにあたり財団
  の職員も限られているため年間90回程の実施には問題がある。全国を8ブロックに分けて、ブロ
  ック毎に年2回程度イベント的に実施することを財団では考えている。(財団)
 ・土日のドナー登録の受付について、問題点を整理しながら平成10年度中に実施できる体制をと
  っていく。(厚生省)


その他

1. 登録受付実施施設について
 ・ドナー登録案内ハガキに保健所やデータセンター等、受付実施施設が記載されているが、日赤
  の実施施設が財団で把握しているものと違ってきており、最新の実施状況を教えてもらいたい。
  また、今後は実施施設等に変更がある場合には、その都度連絡をもらいたい。(財団)
 ・4月に各DCに受付実施状況等の調査をする予定であり、結果がまとまっったら従来どおり厚
  生省・ 財団へも報告したい。(日赤)

2. 平成11年度以降に2検査未実施ドナー(約114,000人)の検査費用を予算化してもらいたい。
  (中央)
3. 登録手続きの簡素化(チャンスの中身の充実等)、バンクニュースの送付方法の変更等につい
 て、次回の三者事務連絡会で協議したい。(財団)

(次回)4月23日(木)中央センター(中央DC担当)