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1. 公開フォーラム「明日の骨髄バンクを考える」について
・11月8日(土)・9日(日)全労済東京会館において、公開フォーラムが開催され、厚生省・日赤・ボランティア団体等、約120名の参加があった。(財団)
・今後も継続していくようであるならば、テーマについては事前にパネラーに提示するなど、財団において方法等について検討する必要がある。(厚生省)
2. 「骨髄バンク推進全国大会'97」について
・12月6日(土)江戸東京博物館において、全国大会を開催する。その中で財団のホームページが開設されることを紹介する予定である。(財団)
協議事項
1. 骨髄バンク登録ドナーのHLA型統計データの提供について
・11月11日(火)厚生省より日赤に対して、概要についての説明と実施に向けての話合いがあり、財団内部での手続きを踏まえ厚生省から日赤に正式な依頼がなされることとなった。(厚生省)
・財団では、HLA型統計データをBMDW(世界骨髄バンク協議会)に提供することについては理事会での決議を考えているが、時間的な問題もあり書面評決を考えている。(財団)
・HLA型統計データの提供方法については、国際委員会で検討しているフォーマットを提案してもらうこととする。(財団)
2. コンピューターの整備について
・コンピューターの整備について国の予算措置をお願いしたいとの要望を再度、厚生省に行なった。(日赤)
3. 土又は日曜日の登録窓口の開設について
・12月14日(日)に神奈川県民センター(県衛生部主催)において、登録受付を実施する予定である。(厚生省)
・全国の血液センターに対し12月の「骨髄バンク推進月間」に合わせて、土又は日曜日の登録受付窓口の開設について、可能な範囲で行なうよう血液事業部長から通知を出した。(平成9年11月19日付)(日赤)
・登録機会の拡大には、最終的に移植に繋がる骨髄提供希望者を確保するためにコーディネーターが事前の説明を十分に行い、その証明があればルーム等での検体採取も可能であり、そのような方法についても検討する必要がある。また、国でも保健所の窓口の開設についても今まで以上に広げる必要がある。(日赤)
4. 日赤と財団との担当レベルの協議について
・基本的に月1回、事務担当者〔厚生省・財団・日赤(中央データセンター含む)〕で「三者事務連絡会」を開催しているので、この場で話合いを行なうこととする。また、未解決な案件について
は各組織に持ち帰り検討するとともに、緊急性を要すものについては、その都度、会議を開催する。(日赤)
5. HLA-DNAタンピングデータ(3次検査)の再利用について
・内部で検討し、方向性を示していきたい。(日赤)
6. 年齢超過(満51歳)による登録取消者に対する礼状の件について
・内部で検討し、礼状を送付できるよう進めて行きたい。(日赤)
その他
1. 骨髄提供後のドナー検索が保留となっている者(約200名)の取扱いについて、取消すべきか、ドナーとして再度検索対象とするべきか、12月20日(土)のコーディネート委員会で検討する。(財団)
2. 骨髄提供希望者のHLA型について原則的には本人に知らせないこととなっているが、その取り扱いについて再度検討したい。(厚生省)