骨髄バンク三者事務連絡会

日 時 平成9年10月22日(水)15:30〜17:30
場 所 中央合同庁舎5号館(厚生省)別館5階第2-(3)会議室
出席者 服部係長、串田主事(日赤本社)
赤座部長、村係長(日赤中央骨髄データセンター)
野田事務局長、矢澤部長、山崎部長、町田部長代理(骨髄財団)
成瀬室長補佐、甲田係長(厚生省)


報告事項

・アジア太平洋骨髄バンクフォーラムの事業報告
・東海北陸地区骨髄バンク推進連絡会議の実施について
・公開フォーラムの開催について
→ 財団より日赤本社に対して、バネリストとしての出席依頼がなされた。
・骨髄バンク推進全国大会97について
・国際協力の進捗状況について
  → 財団野田事務局長より国際協力による骨髄移植第1例の実施から、既に4例が行われる予定との説明があった。
  → 厚生省から移植の件数が大幅に増える可能性があるなら月報に進捗状況を載せることを検討したらどうかという意見がでた。

協議事項

・HLA型フェノタイプデータの提供について、厚生省と日赤から進捗状況の報告がなされた。
・厚生省から、財団と日赤中央データセンターの予備検索システムに対する考えに隔たりがあるので、検討して欲しいとの要請がなされたが、統一した見解は出されなかった。

意見

 HLA型フェノタイプデータの検索とNMDPの予備検索は異なり、財団がNMDP的な予備検索の実施を行うことは、設立以来の業務分担の変更になる。そのことについての見解が示されなければ最終形の予測はできない。(財団)

 患者主治医はどのレベルの予備検索を希望しているか、フェノタイプデータの検索のみでも十分ではないか。(日赤中央骨髄データセンター)

その他

・51歳を迎えた骨髄ドナー希望登録者への礼状の配布の件
・HLA−DNAタイピングデータのHLA適合検索時の再利用
・ドナー検索が保留となっている者の取扱
  (取消すべきか、ドナーとして再度検索対象とするべきか、)に関する作業の早期実行


次回は、平成9年11月17日の週で後日日程調整をし、日赤本社で開催されることとなった。