平成9年度 第7回企画管理委員会議事録
日 時 平成9年11月 7日(金)15:00〜19:00
場 所 財団法人骨髄移植推進財団会義室
 
出席委員 小寺 良尚委員長・森 眞由美副委員長
秋山 祐−・岩尾 一・加藤 俊一・清水 透・森島 泰堆・十字 猛夫 各委員
陪席者 [厚生省臓器移植対策室] 甲田徳康係長
[財団] 田中常務理事 [事務局] 野田・矢澤・山崎・町田
 

 1.第6回企画管理委員会議事録
	[1] 普及広報委員会:骨髄バンク公開フォーラム、全国大会、インターネットホームペー
	  ジ専門委員会の設置、ドナー体験者及び移植後の患者及び患者家族の普及広報活動へ
	  の協力方依瀬、51歳を迎えてドナー登録を取り消される方々へのお礼状の件
	[2] コーディネート委員会:調整医師3名の委嘱
	[3] 医療委員会:認定病院の見直しの件
	[4] ドナー安全委員会:調査委員会(仮杯)の設置
	[5] 国際委員会:JAPAN MARR0W PROGRAM STANDARD THE FIRST EDITION等を主題とする第6
	  回企画管理委員会議事録案が承認された。

 2.普及広報委員会
   決定事項

	[1] インターネット財団ホームページの作成に関する入札について
	  4社が入札に参加したが、総合的に検討した結果(株)アランに決定、全国大会(12
	  月6日)で概略を披露することとされた。
	[2] 地区普及広報委員規程、実施細則その他関連規則の制定について
	  予てより検討されていた標記規程、実施細則その他関連規則が了承された。
	[3] ニフテイ(株)との契約について
	  ニフテイ・サーブ内に「骨髄バンク・ドナー登録情報」を設置し、会員向けに財団の
	  情報並びにドナー登録手続きの案内、請求受付窓口の提供を目的とした契約を結ぶこ
	  とが了承された。

   報告事項

	[1] 全国大会及び全国一斉キャンペーン開催について
	[2] アジア太平洋骨髄バンクフォーラムについて(結果報告)
	[3] 骨髄バンク公開フォーラムについて

 3.コーディネート委員会
   報告事項

	第3回コーディネータープラッシュアップ研修会報告について
	初期コーディネート、ドナー不適格、最終同意、コーディネートの時間短縮に係わるコン
	ピューターシステム化等、コーディネート上の問題点・課題等が資料に基づいて報告され
	た。

   要望事項

	遠隔地への調整活動費の増額について
	ドナー居住地が遠隔地でコーディネート所要時間が長時間に亘る場合の調整活動費の増額
	について要望があったが、他の調整活動費及び予算との関連もあり留保とされた。

 4.医療委員会
   決定事項
	[1] 患者登録受理審査方法の変更について
	  コーディネートの迅速化を図るため、現在週2回医師により行われている登録受付審
	  査に関し、事務局対応の可能性について検討され、登録受理マニュアル、事務局対応
	  マニュアル等を作成し、事務的な受理体制を整えれば可能とされた。当面は医療委員
	  会委員長とFAXのやり取りをしながら1月から実施することとされた。
	[2] 非血縁者間骨髄移植を受けた患者への6カ月アンケート実施について
	  アンケート実の一部手直しを行ない、移植病院の事前了解を得た上で時期を限定して
	  実施することとされた。

 5.ドナー安全委員会
   報告事項

	バンク全体の危機管理、緊急事態発生時の対応手順についての再確認の必要性、管理マニ
	ュアルの作成等が資料により説明され、明らかなドナーアクシデントとして判定された事
	例については、コーディネート委員会が発行しているコーディネートだよりに公示するこ
	ととされた。

   要望事項	

	傷害保険適用外のドナーアクシデント等の支払いへの対処のため、予算化または基金の設
	定について要望があった。

 6.厚生科学研究費補助金に基づく班研究について
   報告事項

	日本看護協会の協力のもと骨髄バンク患者相談窓口を財団の中に立ち上げるため、事務局
	の一部を研究期間中借用したいこと、全国大会での公表、15日より電話相談受付を開始す
	ることが報告された。

 7.その他
   報告事項

	福岡県弁護士会との「骨髄ドナー候補者の最終同意の際の弁護士立ち会いに関する約定書
	」の締結が報告された。

										以上

[次回委員会は、12月20日(土)15:00から開催することとされた。]