今回より、議事の進行については、各委員会及び事務局の重要事項を優先的に審議し、
報告事項については資料をもって行うこととされた。
1. 第5回企画管理委員会議事録
各委員会報告、患者擁護部門設立に向けての今後の方針、調整医師・認定施設連絡責任医師
会議等を主題とする議事録が承認された。
2. 普及広報委員会
決議事項
[1] 11月8(土)、9曰(日)に全労済東京会館で開催される骨髄バンク公開フォーラムのプロ
グラム内容等について、1)Q&Aの資料作成 2)結論を出さない方式 3)過去を追及する
のではなく未来・目的について語る会にしたいとされ、各委員会委員長間でFAXカン
ファレンスで詰めを行い、大筋において統一見解を持つよう次回委員会で集中討議を
することとされた。
[2] 12月6曰 (土)に全国大会を江戸東京博物館ホールにて開催すること。
また同日前後に一斉キャンペーンを全国各地で実施することとされた。
[3] ホームページ専門委員会の設置と委員6人の選任が承認された。またホームページ担
当として埼玉県地区普及広報委員である折原勝己氏を普及広報委員として追加委嘱す
ることとされた。
[4] ドナー体験者及び移植後の患者及び患者家族への財団からの普及広報活動への協力方
依頼についてドナー体験者に対しては、ドナーフォローアップ3カ月アンケートで意
向を聞いているので、当該委員会よりリストを開示することになった。また移植患者
及び患者家族については、何らかの方法で意向を打診できるよう加藤委員が具体案を
検討することとされた。
[5] 51歳を迎えて登録抹消となるドナーに対するデータの開示及び国際協力開始を背景と
した骨髄バンク事業の変化に迅速に対応するため、予てより日赤に依頼している諸事
項の早期解決に向けて問題点を再度洗い出し、厚生省経由で至急善処方につき要望す
ることとされた。
報告事項
[1] アジア太平洋骨髄バンクフォーラム開催結果報告
[2] 骨髄バンク推進月間ポスターについて
[3] 東海北陸地区骨髄バンク推進連絡会議について
[4] バンクニュース11号発刊について
[5] しまね骨髄バンクを支援する会設立について
[6] 映画“友情"について
以上については、次回に議事録で報告するとされた。
提案事項
[1] 清水委員より事務局体制の改善・効率化等について提案があり、次回以降の継続案件
とされた。
3.コーディネート委員会
決議事項
[1] 調整医師に推薦された3名が承認された。
報告事項
[1] 第3回コーディネーターブラッシュアップ研修会・担当者会議(調整医師を含む。)に
ついては次回に報告することとされた。
4.医療委員会
決議事項
[1] 認定病院の見直しについて、100施設の移植実績アンケートがまとめられ、来年4月の
見直しに向けての資料とされ、見直しの条件等を10月29曰(水)開催の調整医師・認定
施設連絡責任医師会議で報告することとされた。
[2] 遺伝的に説明がつかないHLA型で登録された患者及び登録後数か月経過してもHLA適合
ドナーが検索されない患者に対して、再確認の意味でのHLA型再確認検査を実施する
よう勧奨することとし、この旨を調整医師・認定施設連絡責任医師会議で報告するこ
ととされた。
5.ドナー安全委員会
決議事項
[1] ドナー安全対策の強化に資するため、調査委員会(仮杯)を設置することとされ、調
整医師・認定施設連絡責任医師会議でインフオームすることとされた。
構成メンバー
1)企画管理委員会委員長 2)ドナー安全委員会委員長
3)コーディネート委員会委員長 4)医療委員会委員長
5)国際委員会委員長 6)地区運営委員長
7)弁護士 8)事務局
報告事項
[1] 既往歴のあるドナー選定の採否について報告された。またドナー安全情報として、自
己血の採血等に関して調整医師・認定施設連絡責任医師会議で報告することとされた。
6.国際委員会
決議事項
[1] JAPAN MARROW DONOR PROGRAM STANDARS THE FIRST EDITION 案が承認された。
報告事項
[1] 第3回国際委員会議事録
NMDP年次総会、Patient advocacy、NMDPよりの骨髄提供第1例、国内での骨髄運搬に
関する財団の指針の検討、JMDP−History、JMDP Standard、アジア太平洋骨髄バンク
フォーラムでのTCTMDR・ KMDPとの討議事項、今後のTCTMDR・KMDPとの提携、調整医
師・認定施設連絡責任医師会議での伝達事項の内容等について報告された。
[2] 実務担当者会議議事録 (アジア太平洋骨髄バンタフオーラムの一環として台湾・韓
国パンク関係者同席開催)JMDPと各バンクとの国際提携の経過報告と今後の予定、台
湾・韓国バンクの疾患病期からみたドナー検索開始の指針に関する現状報告、ドナー
選択の基準、患者と提供ドナーの面談、骨髄提供済みドナーのセカンドドネーション、
Cord Blood Bank、患者負担金等を主題とする議事内容が報告された。
[3] 第10回NMDP年次総会参加報告
NMDPでのCord Blood Bankへの取組状況、HLA Class I LocusのDNATyping導入、WMDA
への加入の要請と受理及びWorking groupへの加入検討とMeeting(年2向)への出席
の必要性、BMDWへの参加意思表示とJMDPデータの早期提出の要請、NMDP一JMDP実務
者会議の内容等が報告された。
7.厚生科学研究費補助金に基づく班研究について
班研究としてNMDP:Dr Howeの招聘及びPatient Advocacy、海外骨髄バンクとのアクセス等を
実施する旨の報告がされた。
8.その他
[1] 骨髄バンク事業の現況(9月末)報告(資料)
[2] 診療報酬の保険点数改定要望案作成等について
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