[合同委員会承認事項]
1. 第8回企画管理・第3回財務合同委員会議事録承認
2. 第5回中央調整委員会議事録承認
1) 本年3月末をもって全ての役員・評議員・委員の任期が満了となることに伴い各委員会
の構成を見直すことにより中央調整委員会を発展的に解消し[1]医療・評価委員会[2]
国際協力委員会[3]コーディネ―ト委員会[4]ドナーフォローアップ委員会の4委員会
となる予定であることを中央調整委員会各委員に説明したこと。
2) 現在委嘱しているコーディネーター118名の活動状況の評価について各地区運営委員長
に依頼し、これを基に中央調整委員会で検討を行い約90名の者を再委嘱する答申がま
とめられ再委嘱を行うことが確認された。
3) 国際協力小委員会よりNMDPとの提携に関する進捗状況及び台湾骨髄バンクの情況報告が
あった。また今後予想される諸外国との提携に際して予備検索制度導入の必要性も検
討され、関係機関との調整を図ることになった。更に今後問題となってくる韓国等ア
ジア諸国の骨髄バンクとの協力調整に向けては、国際協力小委員会が中心となって積
極的にアプローチを開始することが承認された。
4) 移植部会より施設認定の見直しは1年後に行うこと、認定の規準は原則診療科ごとの認
定とし、過去3年間の血縁を含む同種骨骨髄移植実施数が10例以上または過去5年間の
同種骨骨髄移植実施数が15例以上を規準とすること、更に既認定施設で上記の規準を
満たさなかった場合は、認定取消し扱いでなく「中止」扱とし、その後規準に達した
際に再認定とすること等が確認されたことが報告された。ただし本件については厚生
省で再度検討することになった。
5) 非血縁者間骨髄移植・採取病院の認定について、申請のあった岡山大学医学部附属病
院小児科は認定規準をクリアしていることを踏まえ承認され認定施設数は101施設と
なった。
6) 調整医師の推薦について、申請のあった16名の医師が承認となり委嘱調整医師数は480
名となった。
7) その他マニュアル改定、ドナーフォローアップ部会報告、追加ドナーの検索について、
HLADNAタイピングデータの再活用、非血縁者間骨髄移植適用疾患、データ管理委員会
報告、新規コーディネーターの判定委員会開催等が報告された。
3. 台湾骨髄バンクの概況報告が訪台した国際協力小委員会よりあり、当面試行期間を置きながら
協力提携に向けて情報交換等を進めることになった。
4. 第10回普及広報委員会議事録承認
1) 1次・2次検査同時実施及び国際協力事業開始にともないチャンスの改定をすることが
承認された。
2) 地区普及広報委員の再委嘱について、本人希望を重視して継続の方向で進むことが望
ましいとされた。
3) その他バンクニュース10号、骨髄移植1,000例達成キャンペーン結果、「マイルーム」
特別チャリティ一試写会報告等が行われた。
4) ホセ・カレーラスチャリティーコンサート日程等が報告された。
(平成9年6月9曰(月)渋谷オーチャードホール)
5. 4月より実施される登録時における1次・2次検査の同時実施概要(厚生省保健医療局疾病対策課
臓器移植対策室長通達)について厚生省甲田係長より説明があり事業開始に当たり準備方の依
頼があった。
6. 平成9年度事業計画(案)・予算編成方針要綱(案)について事務局より提示され、平成9年度事業
計画(案)・については、普及啓発活動の一層の強化、適正かつ迅速なコーディネート活動の推
進、国際協力事業の着実な推進、研究推進事業への新たなる取り組みによる調査研究事業の充
実等を柱として各事業の整合を図りつつ事業を実施すること、また予算編成方針要綱(案)につ
いては、財団の財源構成を充分認識し、事業計画を着実に実施するため、使途目的等に関し適
切かつ妥当性のあるものとし、新規事業については、真に必要な事業費を計上し、組織・定員
については真に必要な組織・定員とし、国際協力事業及び骨髄バンクチャリティーコンサート
については、特別会計を設置し経理すること等、公益法人会計規準及び同準則並びに寄附行為
その他財団諸規定を遵守し、適切な勘定科目の設定を行うこととし承認された。
7. 中央事務局の移転問題について、平成9年度中の検討課題とすることが確認された。
8.「骨髄移植と弁護士立会制度について」(小冊子)が小山委員より提示され東京弁護士立会制度
研修会の資料として使用することが承認された。
9. その他平成8年12月末の収支状況報告、寄附行為変更登記完了報告、骨髄バンク事業の現況(1
月末現在)(資料報告)、財団関連記事等が報告された。
10. 次回企画管理委員会(平成9年3月12日)に新規に企画委員となる方々をオブザーバーとして出席
していただくよう連絡をすることになった。
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