[企画管理委員会承認事項]
1. 企画管理(第6回)・財務(第1回)合同委員会議事録
2. 第4回中央調整委員会議事録
[1] コーディネーターの再委嘱と研修中止(2名)について
現在委嘱しているコーディネーター118名の委嘱期間が平成9年3月31日で全て満
了となることを受け、所属する地区調整委員会委員長の評価と中央調整委員会
の答申を受け、審査の上再委嘱することについて承認された。また現在コーディ
ネーター養成研修中の2名については、中間試験及び面接の結果、適性に欠ける
と認められるため、研修中止の通知を出すことが承認された。
[2] 非血縁者間骨髄移植・採取病院の認定について
京都市立病院が認定基準である最近3年間で15例の同種骨髄移植を実施している
ことが評価され認定病院として承認された。この結果、認定病院数は100施設と
なった。
[3] 調整医師の認定について
市立岡崎病院内科 鈴木久三・福谷久医師が承認され、認定調整医師数は464名
となった。
3. 台湾骨髄バンクとの提携に関する全国骨髄バンク推進連絡協議会からの報告について
日本でドナーが検索されない患者のために台湾骨髄バンクに患者登録し、コーディネート
及び費用援助等を全国骨髄バンク推進連絡協議会が暫定的に行うとの報告を受けた。
国際的な観点及び倫理的な側面から慎重な検討を要するため、厚生省の呼び掛けにより財
団、全国骨髄バンク推進連絡協議会の三者で今後のアジア諸国の骨髄バンクとの協力関係
を構築するための意見交換会を12月25曰(水)に行うことになった。
財団としては、NMDPは勿論その他海外への患者登録については必ず財団を通して行うべき
であるという観点から台湾骨髄バンクとも接点を持ち、将来の提携に向けて前向きに取り 組むことが必要とされ、国際協力体制の整備、確立が急務とされた。
また、第2回三者検討会の開催は、平成9年1月11曰(土)とし、この会合には、高久副理事
長、小寺中央調整委員長にも出席願うことになった。
4. 第8回普及広報委員会議事録
[1] 平成9年2月9曰(土)骨髄移植1,000例達成キャンペーン実施について
キャンペーンに使用するチラシ、夕スキ等を作成することになった。
[2] 骨髄ドナ‐希望者時間外電話受付業務委託について
時間外電話受付の月別利用状況等報告で業務委託の必要性が認められ、平成9年1月か
ら3月までの3か月間、NTTテレマーケッナィング(株)に引き続き業務委託をすることに
なった。
企画管理委員会報告事項
1. 国庫補助金「平成9年度予算政府案」について
厚生省より1億7,385万円(前年比:1,011万8千円増)の政府案報告があった。
2.平成9年3月31日任期満了の役員、評議員、各委員の名簿が提示された。
3. NMDP-JMDPとの業務提携の進捗状況報告について
三谷委員から、12月14日に理事長が協定書にサインし、NMDPのコッボ氏に手渡し、アメリ
カサイドの事務手続待ちであることの報告があった。
4. 全国大会前夜祭、記念大会報告について
[1] 平成9年12月6日(金)に骨髄バンクキャンペーンコンサート「Human Love Aid」(前夜
祭)が新宿ルミネ7階アクトホールにおいて、PANTA、ソョー山中、六三四、VANILLA
等のロックバンドの協賛出演
で開催され、入場者は250名を数え大盛会であった。
[2] 平成9年12月14日(土)に全国大会'96「5周年記念大会」が経団連ホールで開催され、
入場者は350名を数え、大会終了後のレセプションにも多数の参加を得た他、国際協
力による骨髄バンク事業の充実発展等5周年記念大会に相応しい大会となった。
5. 平成9年1月22曰(水)洋画「マイ・ルーム」チャリティー試写会について
財団・松竹株式会社主催、厚生省後援(申請中)でチャリティー試写会が東京丸の内松竹ピ
カデリーIで上映されることが報告された。
6. 骨髄バンク事業の現況(11月末現在)及び骨髄バンク関連掲載記事等が資料報告された。
7.その他
ドナー登録の拡大のため、将来的には受付窓口の土日開設及び既設受付窓口以外に血液専
門病院等での受付の可能性の是非等、財政面、勤務体制、労働条件を含め多面的に検討す
ることが必要であるとされた。
財務委員会検討事項
三谷レポート(通称)提言の実施状況と今後の対応並びに計画策定に使用する推計値等が前
回委員会に引き続き資料呈示され継続して検討することとされた。
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