承認事項
1. 第3回企画管理委員会議事録
2. 第5回普及広報委員会議事録
3. 日米間国際協力について9月20日〜23日にミネアポリス(USA)で開催されるNMDP年次総会に財団
から中央調整委員会国際協力小委員会所属の岡本、三谷両委員を派遣し、契約書内容・業務運
営等に関する細部について協議を行うこととした。
4. 国際協力の開始については、財団事業の根幹に係わる事項であり臨時理事会を開催し、その承
認を得ることになった。
5. HLA1座不一致移植について国内、国外のHLA1座不一致移植症例データ、実施目的、対象症例、
実施方法等が検討され、中央調整委員会の中にHLA不適合移植適応判定小委員会(仮称)、HLA不
適合ドナー選定小委員会(仮称)、企画管理委員会の中に非血縁者間骨髄移植倫理小委員会(仮称)
をそれぞれ設置、委員を選任して実施に向けて検討を進めることとした。
6. 骨髄提供に関する同意書改訂案を原案のとおり承認。
7. ドナーフォローアップ部会委員4名の追加委嘱を原案のとおり承認。
8. 骨髄バンク推進全国大会′ 96「5周年記念大会」骨子原案を承認。
なお、日米間国際協力関係行事の組み込みについては、今後の経過を見て判断することとされた。
9. 骨髄提供希望者の年齢超過等による登録取消しに関する通知については日赤の協力を得て実施
できるよう協議を進めることとなった。
10. 移植1,000例突破記念キャンペーン企画案については、財団主催で行うことが適当であり厚生
省、日赤等の後援を得ることとされた。但し、パーティー等は骨髄移植治療成績等の現状を
考慮し、差し控えることが適当とされた。
11. 1,000例到達記念事業としては、パーティーに代え、普及広報委員会から提案のあった「患者
からドナーへの感謝の手紙」及び「ドナーから患者への励ましの手紙」等の文集を出版する企
画を承認。
12. 移植1,000例実施を期に登録年齢の引上げ等を含むマニュアル改訂等事業全般の見直しを図る
こととされた。(審議会決定事項の変更については、改めて公衆衛生審議会(骨髄移植対策専
門委員会)の意見を聴くこととするか否かについて、厚生省で検討)
13. ドナー登録希望申込者(資料送付済み)のうちの未登録者約50,000人への対応については、「公
的骨髄バンクのドナープール拡大の方策についての研究」の成果を踏まえて、登録はドナーの
自由意思によることとする基本理念のもとに、個々人に対するコンタクトは行わず、マスコミ
等による報道や財団の普及啓発事業によりドナープール拡大に努めることになった。
14. 時間外・休祭日のドナー登録希望者の電話受付(3か月間の外部委託調査)については、これま
での調査の実績を踏まえて受電体制の組み替えを行う等、さらに1か月間調査期間を延長し、
改めて今後の方針を決めることになった。
報告事項
1. 平成9年度骨髄移植対策費大蔵要求額の概要説明(厚生省)
2. 骨髄バンク事業の現況(7月末現在)
その他
マスコミ報道(7/31〜8/28新聞等記事)等について正確を欠く表現、誤った表現その他
世間一般に誤解を与えかねない表現による報道については、抗議、訂正申し入れ等何
らかの形で財団の姿勢を明確にする必要があるとされた。
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