承認事項
1. 平成8年度第2回企画管理委員会議事録
2. 平成8年度第4回普及広報委員会議事録
3. 平成8年度第1回国際協力小委員会議事録
4. HLA1座不一致移植について:
HLA型6座完全一致移植から1座不一致移植の実施は、財団の基本方針の転換となるので、
医学的評価、普及広報のあり方等を含め、さらに慎重に検討すべき事項があり、当面次の
事項について早急に評価検討を行うこととされた。
[1] 国内の血縁者間の1座不一致移植症例データ及び海外の非血縁者間1座不一致移植のデ
ータ(小児・成人)の企画管理委員会への提出
[2] 移植対象患者については、ハイリスク患者だけでなく従前のステージの患者も対象とする。
[3] 提供希望ドナーへの1座不一致移植導入実施の周知については、11月発行のバンクニ
ュースで行う。
5. 調整医師連絡会議開催について:
臨床血液学会(8/11/15:大宮ソニックシティ)に合わせて開催することを承認した。
6. 非血縁者間骨髄移植データ提供依頼について:
財団認定の非血縁者間骨髄移植病院の内、39施設の移植責任医師が各施設の責任において
平成6年9月から平成7年12月の間に行われた非血縁者間骨髄移植症例のデータをローヌ・
プーラン・ジャパン社治験(No.PMCJ‐4‐1)のヒストリカルコントロールデータとして提
供することを承認した。
7. 立会弁護士の保険料改定について:
東京弁護士会の派遣弁護士運営協議会より立会弁護士の保険料の改定について通知があり、
立会い件数の増加に伴う財団負担の増額(1/2額負担)を承認した。
8. 骨髄バンク支援企業広告の掲載許可願いについて:
(株)フジカラ一新日本名古屋(カラープリントの現像所)のDP袋に日本骨髄バンクの広告
掲載をしたい旨の申し出については、広報媒体として適当であるとしてこれを承認した。
9. 嘱託制度に関する内規(案)について:
委嘱に当たっては、企画管理委員会の意見を聴くこととして承認された。
報告事項
1. HLAのクラスI(A,B)及びDRB1のPCR法によるタイピング検査委託について、平成8年7月31日付を
もって日赤中 央血液センターと財団との間で委託契約が締結された。
2. 平成8年度第1/四半期の経理状況報告がされた。
3. 時間外及び休祭日のドナ‐登録希望者電話受付の7月期状況報告(資料報告)
4. 新聞掲載記事 [1]「生きる」小児がんの子供たちとともに(毎日)[2]必ず勝てる 胸を張ろう(毎
日) [3]「海 を渡った骨髄」(毎日)[4] けさ伝子で相性検査」(日経)[5]「骨髄バンクって、骨
をあげることかと思ってました。」(各新聞・TV) (資料報告)
その他
1. 来年度よりPCR法によるHLAのクラス1・U検査について、ロッシュ社より、日赤に対し、現在の
患者検査料同様に提供者(現在は免除)についても特許使用料(9%)を徴収する旨の通知が来てい
ること。
2. 51歳を超えた方等ドナ‐登録取消者への「感謝のメッセージと今後のバンクニュース送付の希
望の有無」を聞くため、各骨髄デ‐タセンターよりドナ‐登録取消者へ何らかのお礼状等を出
していただくよう依頼する。
3. 移植例数が今年度中に1,000例を達成する見込なので、その際の記者発表等PRの方法が検討さ
れた。
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