平成7年度 第4回企画管理委員会議事録
日 時 平成 7年 8月22日(火) 16:00〜17:30
場 所 財団法人骨髄移植推進財団2階会義室
 
出席者 高久 史麿委員長・浅野 茂隆副委員長・小寺 良岡委員・小山 正紀委員
十字 猛夫委員・船本 剛朗委員・森 真由美委員
欠席者 岩尾 一委員・串田 正克委員・平林 勝政委員・三谷 史生委員
臨席者 [厚生省疾病対策課] 須納瀬 正幸課長補佐・山内 満正係長
[日赤本社血液事業部] 服部 潔係長・鈴木 一寿係員
[財団]田中 典郎常任理事・野田 尚子事務局長・矢澤 俊昭・山崎 裕一・町田 孝夫各担当部長
安岡 みゆき庶務・経理部員
 
定刻に委員長挨拶があり下記の通り議事を進行した。

1. 理事交替について(野田事務局長)
  現職の辞任・異動に伴い2名の理事が交替となり変更登記手続中の報告があり了承された。
	[1]辞任:中江 利忠 理事 [旧(社)日本新聞協会会長]
	  後任:小池 唯夫 氏 [新(社)日本新聞協会会長]
	[2]辞任:東内 学 理事 [旧財)骨髄移植推進財団常任理事]
	  後任:田中 典郎 氏  [新(財)骨髄移植推進財団常任理事]

2. 第3回 企画管理委員会議事録の承認

3. 中央調整委員会報告(小寺委員)
	[1] 骨髄提供者の最終同意の有効期限は原則6ケ月以内とし、患者主治医及び移植施設責任
	  医師には、3ケ月以内に移植日程を決定し、さらに3ケ月以内に移植を実施することを 
	  徹底させる。またコーディネーター・地区調整委員会は、最低1ケ月に1回ドナーと連 
	  絡をとる等コーディネートマニュアル一部改正の報告があり了承された。
	[2] 弁護士立ち会いについて(小山委員)
	  立ち会い制度(東京弁護士会)は9月1日より実施となり、その書式のフォームを小山委
	  員が作成することになった。また有効期限切れドナーの再同意有無の確認は、ドナー
	  のみの意思確認とし、原則初回同意に立ち会った弁護士が行う等の報告があり了承さ
	  れた。
	[3] コーディネーターブラッシュアップ研修会開催(案)について(町田業務部長代理)
	  平成7年12月20日(水)に国立教育会館で現在実働しているコーディネーターの再勉強
	  会を実施したいとの報告があり了承された。
	[4] コーディネーションのコンピューターシステム化について(町田業務部長代理)
	  森島泰雄中央調整委員を中心とした研究班で基本的な考え方、目的、規模、入力デー
	  ターの検討、今後の予定等を検討していることが報告され、企画管理委員会としては
	  早急に実施段階に入るよう再要望した。

4. 普及広報委員会穣告(森委員)
	[1]ホセ・カレーラスコンサートの収益金の一部240万円の寄付報告 
	[2]PC-VANの継続
	[3]団啓発用ポスター作成 
	[4]四地区普及広報委員の選考 
	[5]支援団体との意見交換会報告 
	[6]ライオンズクラブの一斉街頭キャンペーン企画案 
	[7]次回バンクニュース作成案 
	[8]今後のドナーリクルート等について報告された。特に[6]企画案の財団経費負担分(約
	  400万円)については、趣旨を尊重し、募金努力を条件として了承された。

5. 事務局報告(野田事務局長)
	[1]骨髄バンク事業に関する調査実施(前回企画管理委員会よりの継続検討課題)について
	  資料により概要説明があり基本的に了承された。
	[2]7月末日現在の状況報告が下記諸表により報告された。
		1)中央骨髄データーセンター登録状況 (1次・2次検査登録数・2次適合患者数等)
		2)骨樋バンク提供希望者登録状況  (65,968人)
		3)骨髄バンク事業の現況について  (ドナー登録月別推移、患者/ドナーの適合状
		 況、骨艫移植実施状況 471件)
		4)日本骨髄バンク登録患者の状況  (3,242人)
		5)非血縁者間骨樋移植の状況(速報) (実施状況/疾患別/年令男女別/居住地域/移
		  植施設地域別)

6.その他
  国際シンポジウム公開講演会、海外協力、骨髄採取、移植に関する医療保険点数改正等が話し
  合われた。

[次回開催 9月20日(水)16:00〜]