平成7年度 第1回企画管理委員会議事録
日 時 平成 7年 4月11日(火)16:00〜17:30
場 所 財団法人骨髄移植推進財団2階会義室
 
出席者 委員長 高久 史麿、副委員長 浅野 茂隆 (以下敬称略)
委員   小寺 良尚、森 真由美、小山 正紀、三谷 史生、十字 猛夫、船本 剛朗  (計8名)
欠席者 委員  岩尾 一、平林 勝政、串田 正克 (計3名)
臨席者 [厚生省疾病対策課] 課長補佐 白井 祐二、係長 山内 満正
[日本赤十字社血液事業部] 鈴木 一寿
[財団]理事 東内 学
陪席者 事務局  野田 尚子、山崎 裕一、町田 孝夫、安岡 みゆき
矢澤 俊昭(文責)
 
定刻に委員長挨拶があり下記の通り議事を進行した。
 1.普及広報委員会報告(森委員)
 平成7年度事業計画に基づき下記事項の報告があり積極的に推進することになった。

 ※承認事項
 北折 健次郎氏、謝 成史氏の両氏を普及広報委員に追加補充委嘱することになった。

 ※新規事業
	1)地区普及広報委員の公募(バンクニュース6号にて公募)の件
	2)マンスリーレポートの発行(記載内容、配布範囲の確認)の件
	3)PC−VANを経由しての情報提供開始の件
	4)地区ごとの骨髄バンク推進連絡会開催の件
	5)日本医師会雑誌への募金要請文の掲載及び募金箱の作成設置の件
	6)骨髄バンクニュース第6号の編集案の件

 ※継続事業
	1)全国大会の開催の件(12/16予定)
	2)ボランティア団体との意見交換会の件(7/22予定)
	3)公共広告機構のTV及び新聞PR及びコンサート等の開催の件
	4)説明ビデオの改定配布の件

 2.財務委員会報告(東内理事)
 平成6年度寄付金実績総額:3億1千7百77万円の報告があり、今年度も引き続き積極的に
 募金活動を推進することになった。

 3.弁護士研修事業について(小山委員)
 東京弁護士会と骨髄提供同意立会いについての契約締結の報告と、弁護士派遁センター 
 制度化の研修会カリキュラム等が検討され、下記日程で実施することになった。
	月日:平成7年6月5日(月)・6日(火)場所 :国際医療センター管理棟1F講堂  
	講師:高久先生、三和先生(国立医療センター)、渡邊貞子先生、小山弁護士、他
 また、弁護士立ち会い制度の問い合わせが広島、札幌、九州の弁護士会等からあり、財団
 からの正式な立ち会い制度導入依頼文書をもって、小山委員が対応することとなった。

 4.中央調整委員会報告(小寺委員)
 下記事項の報告と審議事項が提案され検討された。

 ※報告事項
	1)ドナー登録者数:	62,527名
	2)多種希望登録患者数:	 2,880名
	骨髄移植実施数:	  354症例
	3)ドナー登録者のステップ別状況報告
	4)ドナーフォローアップ部会、コーディネート部会、多種部会が中央調整委員会
	内部に新規設置され活動を開始したが、それぞれの役割分担、委員(央調整委員 
	以外の方の参画も要請)等を明確にするため次回の中央調整委員会で付議される 
	ことになった。

 ※審議事項
	1)乳児白血病症例等に対する骨髄採取量の取決め等について検討され、必要量以
	 外の採取をしないよう採取・移植病院関係者に指導することを含め中央調整委員
	 会で再度現状把握をすることになった。
	2)移植後の患者の血液がドナーの血液に完全に置換したかの確認用としてドナー
	 末梢血(30ml位)採血の可否について検討され、マニュアルに明記しドナーの了
	 解が得られれば採血可能するとなったが、細目については中央調整委員会で再検
	 討することになった。
	3)骨髄採取・移植病院の保健点数の分配方法について検討されたが、中央調整委
	 員会部会で再検討することになった.

 5.事務局報告(東内理事)
 3月30日の理事会で承認になった平成7年度事業計画及び平成7年度収支予算書が報告された。
 また事務局再編成に伴う人事異動が説明され了承された。
[次回開催日を平成7年 5月12日(金)16:00〜 として 午後5時30分委員会を閉会した。]